花粉症とマスク 夕刊フジ

花粉症のつらい時期になっていまいりまいた。夕刊フジで花粉症のマスク選びに関してコメントさせて頂きました。鼻を出して口だけマスクしている方もいらっしゃいますが、鼻から口を覆うことが基本です。可能なら、インナーマスクといって、ガーゼを筒状に丸めて、マスク内部で鼻にあてると有効です。更には、高性能マスクなら、インフルエンザやPM2.5対策にもなり有効です。
投薬だけでなく、予防も重要です。

2月27日

花粉症と衛生仮説 林先生が驚く初耳学 TBS

TBSの林先生が驚く初耳学で、衛星仮説について出題させて頂きました。1989年英国で提唱された概念で、長男長女は末っ子よりアレルギー疾患になりやすいというものです。きれいすぎる環境ではアレルギー疾患になりやすいということにつながります。つまり、末っ子は長男長女からのウイルスや細菌の曝露があるのに対し、長男長女は、ウイルスや細菌の曝露が少ないきれいすぎる環境なのです。リンパ球はTリンパ球とBリンパ球に、更にTリンパ球はウイルスや細菌と戦うTh1リンパ球、アレルギーに関与するTh2リンパ球に分かれます。きれいすぎる環境ではTh1リンパ球は使われず、Th2リンパ球優位となり、アレルギー疾患を発症しやすいのです。
林先生はみごとに答えられ、初耳学には認定されませんでした。
肥満と兄弟の関係に関しては、以前、共演して頂いた産婦人科医の丸田 佳奈先生が出題していらっしゃいました。

2月26日

長引くセキはカゼではない 日経ビジネス

長引くセキはカゼではない ということを 日経ビジネス でコメントさせて頂きました。
2週間以上セキが続いたら、風邪ではありません。レントゲンで肺がん、結核、肺炎などを除外する必要があります。会話で咳、冷気で咳、夜間の咳、湯気で咳などの軽い刺激で咳こむなら、気管支が敏感になる状態、咳喘息からもしれません。タバコやPM2.5でのCOPD(慢性閉塞性肺疾患)も忘れてはいけません。2週間以上、咳が続いたら、風邪と思わないで、呼吸器内科を受診して対処して頂きたいのです。

2月22日


放置すると怖い喘息 東洋経済

東洋経済で放置すると怖い喘息についてコメントさせて頂きました。小児喘息は70%は成人になるまでに完治しますが、30%は成人で再燃します。一方で、大人喘息の70%は成人発症です。その中央値は40代~50代です。とはいえ、何歳でも発症する可能性があります。吸入ステロイドでコントロール可能な時代ですが、放置すると気管支が硬くなり、更に年間1500名の死亡者も報告されております。お忙しいとは存じますが、御一読頂ければ幸いです。

2月21日

花粉症と咳喘息、気管支喘息 夕刊フジ

花粉症と咳喘息、気管支喘息に関して、夕刊フジでコメントさせて頂きました。
スギ花粉は30㎛とやや大きめのアレルゲンですので、多くは鼻や喉でトラップされ、気管支まで到達するのはわずかです。そのため、花粉症は、鼻汁、鼻閉、目のかゆみなどの症状が多いのですが、鼻で生じた炎症は、上気道から下気道に影響を及ぼします。咳喘息や気管支喘息を悪化させるのです。花粉症シーズンにはいってまいりました現在、毎日咳喘息や気管支喘息悪化の患者様が来院されます。あと2カ月以上にわたり、花粉症ケアが呼吸器にも重要です。

2月20日


はちみつとコーヒー for 呼吸器疾患 壮快

呼吸器疾患に対する、はちみつとコーヒーの医学論文に基づくエビデンスを、健康雑誌の壮快でコメントさせて頂きました。
はちみつの抗炎症作用、コーヒーの気管支拡張作用のために、はちみつとコーヒーは鎮咳薬より咳止めに有効だったという医学論文が複数あります。
はちみつの抗炎症作用は有名かもしれません。コーヒー3杯で喘息の発症を28%低下したというイタリアのデータもあります。私もコーヒーをいただきながら外来を行っております。

2月17日


のどの痛みの応急処置 日刊ゲンダイ

日刊ゲンダイでのどの痛みの応急処置について、コメントさせて頂きました。2月はまだまだ寒い日が続いております。のどの痛みで悩まれる患者様は多数いらっしゃいます。ウイルスによる風邪に特効薬はありませんが、私も施行している応急処置を御紹介させて頂きました。

2月15日



花粉症対策 週刊女性

花粉症シーズンになってまいりまいた。週刊女性でも、今からできる花粉症対策をコメントさせて頂きました。スギの飛散が終わる6月以降になれば舌下免疫療法が可能ですが、花粉症シーズン中は、薬物療法か民間療法、さらに花粉に曝露しないための予防しかありません。民間療法でもエビデンスのあるものを御紹介させて頂きました。

2月17日


花粉症シーズン到来 フジTVみんなのニュース

フジTVのみんなのニュースのスタッフの方々が昼を利用してクリニックに来て下さいました。
気温の上昇、春一番で花粉が飛び、花粉症シーズンの到来です。
現在は薬などで乗り切っていただき、花粉シーズン終了した6月からは根本治療となる舌下免疫療法が可能になります。

2月17日

インフルエンザと異常行動 日本TV スッキリ

日本TVのスッキリで、インフルエンザと異常行動に関して、コメントさせて頂きました。以前からタミフル服用後の異常行動での飛び降りが問題となり、タミフルは10代の未成年には処方できなくなりました。タミフルに限らず、リレンザ、イナビル、ラピアクタというインフルエンザの薬使用後での異常行動は極めて稀ながら報告されております。それも、インフルエンザ脳症か、インフルエンザの治療薬によるものかも不明であり、因果関係は不明です。厚生労働省のデータでは、これらのインフルエンザ治療薬を使用しない方の方が、異常行動が多いとされております。
未成年のインフルエンザでは、ただ隔離するだけでなく、保護者の方が目を離されないことが重要と思われます。

2月16日

致死性不整脈 日刊スポーツ&ひるおび

「私立恵比寿中学(エビ中)」のメンバー松野莉奈さん(享年18)の死因について所属事務所は10日、致死性不整脈の疑いで亡くなった可能性が高いと公表しました。日刊スポーツとTBSひるおびから取材をいただき、呼吸器専門医、アレルギー専門医というより、総合内科専門医の立場で、お答えさせて頂きました。
致死性不整脈としては、心室細動、心室頻拍が代表的ですが、心臓病や睡眠時無呼吸症候群などの基礎疾患のある方、または、肺がんの患者様でも意識がなくなってきた終末期に生じることが多い不整脈です。若い方の突然死の原因として、他の原因がはっきりしない際には、致死性不整脈は考えられます。めまいや意識消失、失神などのエピソードがあれば、怖い不整脈の兆候がないか、24時間心電図では確認していおきたいところです。
先日、クリニックにいらしゃった患者様も、24時間心電図の結果から、東京医科歯科大学に紹介し、ペースメーカー挿入していただいた方、カテーテルアベレーションを行った方もいらっしゃいます。
いずれにせよ、今回は、若い尊い生命の突然死でした。
心からお悔やみ申し上げます。

2月13日



TOKYO FM 高橋みなみのこれから 何する? 

2月13日月曜日、 TOKYO FM 高橋みなみのこれから 何する? の昼の番組で、ラジオ局からクリニックに御電話を頂き、生放送の予定です。13時過ぎで、クリニックの午前が終わってすぐの予定です。アレルギー疾患に関して、今回は、 高橋みなみ様でなく、Perfume様から御質問を頂きます。
お忙しいとは存じますが、御時間が許せば、お聞きいただければ幸いです。

2月13日


 

花粉症 TBS白熱ライブビビット

診療前に、赤坂TBSにお伺いし、白熱ライブビビットにて、花粉症のコメントをさせて頂きました。
先週は寒暖差アレルギーで、今週は花粉症でお声がけ頂きましたが、私の髪のない頭の突っ込みをいただき、温かい楽しい生放送でした。
花粉は昨年の4.4倍といわれております。関東は例年より少ない予報でしたが、すでに多くの患者様がら来院してくださっております。本格シーズンはこれからですので、対策と予防が重要です。

2月10日

不健康生活習慣ランキング SPA

SPAにて、不健康ランキング、生活習慣に関してコメントさせて頂きました。
うがいの仕方、歯磨き、寝方などコメントさせて頂きました。
生活習慣から健康を考えますと、食生活に限らず、様々なものがございます。
SPAの編集部の方の取材、アイデアを相談する時間はとても楽しいものでした。
お忙しいとは存じますが、御覧頂ければ幸いです。

2月8日

花粉症 NHKおはよう日本

NHKおはよう日本にて、花粉症のトピックをコメントさせて頂きました。花粉と果物の一部はタンパク構造が似ているため、果物を花粉が来たと誤認識して口や喉に違和感を生じることがあります。
口腔アレルギー症候群、花粉・食物アレルギー症候群と総称します。また、インナーマスクなど花粉対策の服装で登場させて頂きました。やや怪しい感じになってしまいました。

2月7日



肺がん見落とし フジTV 直撃LIVEグッティ

某大学病院での肺がん見落としの事例に関して、フジTV 直撃LIVEグッティでコメントさせて頂きました。大病院ほど、各診療科の医師の顔がわからず、コミュニケーションがとりにくいことがあります。今回は、1年前に某大学救急外来を受診した男性が、CTにて肺がん疑い、肝硬変と放射線科医が読影コメントを記載したにもかかわらず、肺がん疑いのコメントはスルーされ、呼吸困難で1年後に受診した呼吸器内科で肺がんの診断、更に1年前から指摘されていたということで問題化したようです。私はダブルチェック、トリプルチェックの意味も含めて、患者様と、放射線科医のコメントも一緒に再度拝見したうえで、自分の意見を申し上げるようにしております。

2月1日

寒暖差アレルギー TBS白熱ライブ ビビット

1月31日朝、診療前に、TBSの白熱ライブ ビビットに御伺いし、寒暖差アレルギーについて、解説させていただきました。寒暖差アレルギーは通称で、医学用語では血管運動性鼻炎、アレルギーと関係ない鼻炎です。7℃の温度差で発症します。温度差といえば、3℃で喘息発作、10℃で自律神経に影響し、狭心症や心筋梗塞というデータもあります。
とても温かい番組で楽しませて頂きました。VTRを拝見しましたら、その後のコーナーで、お寺の話となった際に、私の頭、髪のない頭と身体の寒暖差が話題となっていじって頂いたようです。

2月1日