睡眠時無呼吸症候群とCPAP

睡眠時無呼吸症候群ではCPAPという持続陽圧呼吸となるマスクを装着しながら寝ていただくのが有効な治療法です。当初はマスク装着は面倒なものの、本日受診してくださった患者様は慣れれば大丈夫とおっしゃってくださいました。CPAPマスクを継続治療できるか否かで平均寿命が7年違うという論文報告もあります。睡眠時の無呼吸で低酸素となり、動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞、不整脈などのリスクが増えるからです。睡眠時無呼吸症候群は成人男性の4%、女性の2%が罹患しているといわれております。成人病にもつながる社会問題ですので、治療に慣れて継続していただけるように工夫し、御相談させていただければ幸いです。

12月27日