喘息、ペット、吸入ステロイド

犬を飼いだしてから苦しくなったとおっしゃる喘息患者様が先月受診され、血液検査でも犬に対してアレルギーが陽性でした。しかし、ペットは家族ですから、やめるわけにもいかないまま、吸入ステロイド薬、アドエアー500で治療させていただき、本日はかなり軽快してアドエアー250にステップダウンさせていただきました。肺機能検査での肺年齢も1か月前の95歳から実年齢の20台に改善していらっしゃいました。喘息患者様においては、ペットを大切にしていただきながらも、吸入ステロイドをかかさず施行していただくことでコントロールが可能となることをあらためて勉強させていただきました。

8月21日