ダイヤモンドオンラインでのコメント 過敏性肺炎と間質性肺炎

過敏性肺炎はカビや鳥の羽や糞を吸入してアレルギー性肺炎を生じる疾患です。間質性肺炎のひとつで、原因を究明して正しく対処しないと生命が脅かされることがあります。この度、過敏性肺炎の疾患概念をダイヤモンドオンラインで紹介してくださり、私もその中でコメントさせて頂きました。

ダイヤモンドオンライン
http://diamond.jp/articles/-/9188

夏風邪と思っている患者様の中には、住居関連のカビで発症する夏型過敏性肺炎に罹患していることがあります。インコや鳩飼育だけでなく、羽毛布団や鶏糞肥料の使用、駅や公園の野鳩や野鳥を原因として、鳥関連過敏性肺炎を発症する患者様がいらっしゃいます。東京医科歯科大学では過敏性肺炎、間質性肺炎の研究をしております。この疾患概念が普及して、多くの患者様が救命される日がくればいいのですが。。。

8月28日

喘息、ペット、吸入ステロイド

犬を飼いだしてから苦しくなったとおっしゃる喘息患者様が先月受診され、血液検査でも犬に対してアレルギーが陽性でした。しかし、ペットは家族ですから、やめるわけにもいかないまま、吸入ステロイド薬、アドエアー500で治療させていただき、本日はかなり軽快してアドエアー250にステップダウンさせていただきました。肺機能検査での肺年齢も1か月前の95歳から実年齢の20台に改善していらっしゃいました。喘息患者様においては、ペットを大切にしていただきながらも、吸入ステロイドをかかさず施行していただくことでコントロールが可能となることをあらためて勉強させていただきました。

8月21日

禁煙外来と喘息患者様

喘息患者様の中にはなかなか禁煙できなくてとおっしゃる患者様がいらっしゃいます。過去に何回も禁煙に失敗したとおっしゃる喘息患者様の禁煙治療を2週前に開始させていただき、本日再診してくださいました。チャンピックスによりタバコがまずくなったと患者様御自身が驚かれていらっしゃいました。禁煙が難しかった喘息患者様にもチャンピックスはとても有効です。

8月21日

そば喘息

本日昼休みの休憩中にそば喘息の患者様がとびこんでいらっしゃいました。ソバアレルギーがあったそうですが、昼食の餃子にソバ殻が入っているのに気がつかないで摂取したそうです。顔面蒼白で受診され、血圧70台とショック状態で、スタッフ皆で治療させていただき、何時間もの点滴の末、回復されました。東京医科歯科大学時代のERのような救急患者様を拝見し、緊張した時間でした。そば喘息の患者様は、そば屋さんでのソバ摂取だけでなく、ソバ粉やソバ殻は色々な食品で使用されておりますので、注意が必要です。エピペンという自己注射薬もこのようなショックに陥る可能性のある患者様には役立ちます。アレルギーの怖さを久しぶりに体験した昼休みでした。

8月20日

禁煙外来 チャンピックスの威力


禁煙治療薬チャンピックスで禁煙をしてくださる患者様が増えております。本日いらしてくださった患者様はその威力をご説明してくださいました。禁煙治療2週目のある日、とてもタバコを吸いたくなったそうです。どうやら、その日はチャンピックスを内服するのを忘れていたそうです。そのことに気付き、チャンピックス内服で禁煙を継続できたとのことでした。禁煙に成功した患者様は増加の一途です。

8月20日

禁煙外来、ブログから

昨日夜、禁煙治療を開始したいという患者様からクリニックに御電話をいただきました。クリニックは休診日でしたが、たまたま居合わせたのでお話をお聞きすることができました。早速、本日の夕方、禁煙治療薬、チャンピックスによる禁煙外来を受診して下さいました。このブログをみて、禁煙治療をすることを決意してくださったとのことです。ブログから禁煙成功者がまた1人増えてくださるのではと思うと、感激です。

きっかけがないと、なかなか禁煙治療に踏み出せないと、おっしゃる方もたくさんいらっしゃいます。
このブログがきっかけになって頂けると、うれしいのですが。

8月16日

禁煙外来と喘息

喘息の患者様の中には喫煙者ながら禁煙しなくてはと考えていらっしゃる方が多数いらっしゃいます。
本日も禁煙治療薬チャンピックスで禁煙に成功した喘息患者様、本日から禁煙治療を開始された喘息患者様がいらしてくださいました。喘息の患者様の治療は、吸入ステロイドが中心ですが、禁煙も重要です。喘息の患者様にとって、タバコをまずくする薬、チャンピックスのおかげで、禁煙に成功して、喘息のコントロールが良好になるものと思われます。

8月16日

患者様からの手作り草履


先日患者様のY・T様が作って下さった草履を頂きました。
素足に履けるのでこの時期はとても気持ちが良いと看護師さん達に大人気です。動きやすく快適らしいので、クリニックでも大活躍です。私も自宅に帰るとすぐに靴下をぬいで、頂いた草履に履き替えています。

大学病院勤務から考えると今は患者様方との距離が近くなったように感じ、とてもうれしく思います。
本当に皆様の多趣味、多才ぶりにはにいつも驚かされます。

Y・T様、どうもありがとうございました。

22年8月14日

咳と喘息

真夏の暑い日々が続いておりますが、喘息の患者様にとってはけっして楽な時期ではありません。降雨量は通り雨、集中豪雨などのために、8月は梅雨の時期よりも多くなりますので、雨が降る前が苦しくてと患者様はおっしゃいます。吸入ステロイドで治療させていただいて、今までのような発作はないものの、喘息の患者様は夏の冷房で咳混み、気圧の変化で苦しくなることもあります。御心配なことがございましたら、ご相談していただければ幸いです。

8月8日

睡眠時無呼吸症候群

昨日、小学校の同級生から睡眠時無呼吸症候群かもしれないと御電話をいただきました。別の同級生からも呼吸が止まっているかもとメールをいただきました。睡眠時無呼吸症候群は成人男性の4%、女性の2%が罹患しているといわれております。動脈硬化、高血圧、不整脈などのリスクを増悪させ、無治療ですと7年寿命が短くなるといわれております。今後も御心配な患者様の検査、治療をさせていただければ幸いです。

8月7日

池袋、禁煙の輪

最近、禁煙治療薬チャンピックスで禁煙に成功した患者様が会社の同僚や御友人を紹介してくださいます。
絶対に無理だと思っていたとおっしゃる患者様が禁煙に成功し、御友人を紹介してくださります。
池袋でも禁煙の輪が広がってきております。

8月6日