喘息とペット

先日、小学校の同級生が2ヶ月咳がとまらないと受診してくださいました。会話で咳き込み、夜間の咳も多く、気管支が敏感になっておりました。聴診所見と肺機能の検査から喘息と診断しました。彼は室内で犬を飼っており、アレルギー検査でハウスダスト、ダニだけでなく、犬にも陽性反応がでていたため、電話したところ、アドエア-吸入を開始してからとても楽になったとのことでした。一度飼ってしまえばペットは家族ですので、大切にしないといけません。アレルギーとは仲良くすれば喘息もコントロール可能なこともあります。私は若い頃は、喘息の患者様にペットをやめていただくお願いをしたこともありましたが、現在は、アレルギーとは仲良くして、長期のコントロールを目標にさせていただいております。

1月11日