新型インフルエンザと肺炎球菌

本日のニュースで、南米アルゼンチンで昨年新型インフルエンザの致死率が4.5%と極めて高かったのは、肺炎球菌との重複感染が主因だったことがわかり、米オンライン科学誌プロス・ワンに発表されたと報じられました。当クリニックの患者様は、喘息や肺気腫などの呼吸器疾患が多く、患者様によって、季節性インフルエンザワクチン、新型インフルエンザワクチンだけでなく、肺炎球菌ワクチンの接種もお勧めしております。肺炎は日本人の死亡原因の第4位で、その95%は65歳以上の方です。65歳以上の患者様、肺に基礎疾患のある患者様、糖尿病の患者様達には、5年間有効な肺炎球菌ワクチンで、可能な限りの肺炎の予防をおすすめさせていただいております。

1月10日